8月9日の保育園の「へいわのつどい」は幼児棟と乳児棟と2つに別れておこないました。乳児棟の担当は超ベテランのN先生。幼児棟は男性保育者のF先生。今年も「幼い子どもたちにどう平和の尊さを伝えるか本当に難しいね。」と言いながら、2人は仲間に相談もしてそれぞれにすてきな企画を考えてくれました。
 (乳児棟)  パネルシアター「あかちゃんがうまれた!」と先生たちの平和の歌声
        ~愛されることの喜び、大切にされている満足感がやがて命の大切さを感じる心へと育っていくのではないかしら~
 鶏のお母さんが産んだ卵からやがてひよこが生まれました。犬のおかあさん、うさぎのおかあさん、そして人間のお母さんが子どもを産みます。かわいい子どもたち。大切に育てるお母さんたち。
 子どもたちは夢中で見ています。0歳児から2歳児の子どもたちですが、本当によく見ていました。1匹かと思ったうさぎが5匹もいたり、小さい赤ん坊がやがて自分と同じくらいの大きな子どもになったりと、画面のおもしろさはもちろんのこと先生の語りがいい!!。お母さんの愛情が伝わってきます。そして「おかあさんは大変な思いをしてみんなを産んでくれたんよ。みんなのことが大好きなんよ。みんなもおかあさんのこと大好きよね。」N先生の瞳を覗き込むように見つめ、その言葉のひとつひとつにうなずく2歳児の何人かの子どもたちの姿がありました。
 (幼児棟) 映画「おこりじぞう」F先生の平和のの本の読み聞かせと先生たちによる平和のうたごえと全員で「ぞう列車」を歌う。          ~戦争の悲惨さ怖さを知ろう。平和の尊さを感じよう。~
 幼児棟に私が行った時には、子どもたちはざわざわしていて、「今から先生たちが歌います。まず『青い空は』を聞いてください。」とF先生が大きな声で言っていました。周りを見ると何人もの子が、それぞれに近くの先生にしがみついています。私のとなりのNちゃんも。「『おこりじぞう』が怖かったの?」と尋ねると深くうなずきました。「ばくだんが!!せんそう・・・こわい・・・。」とN。私は「そうね。戦争は怖いね。」と繰り返していました。その時、Kちゃんが私のところへ来て、「えんちょうせんせい、みて。えいがみてFせんせい、ないたんで。Kもかなしかった。ひろちゃんかわいそうやった。」とおしえてくれました。ちらっと、F先生の目元をみると確かにちょっと赤い。
 F先生は歌の前に「戦争は怖いね。でもね先生たちが戦争をしないようにがんばるからね。」と重い声で言いました。
  ♪ 青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい~

 うちの園の職員の組合は、特に平和への願いを前面に活動しているように思います。夏になると平和大会への代表派遣に呼応して、いろいろな取り組みやグッズを生み出しています。9Tこと9条Tシャツ。こぶしの組合オリジナルです。鮮やかな青に背中に白で大きな9。「へいわじゃなくちゃあそべない」のロゴと9からぶら下がる子どもの絵は園の子どもたちの作だとか。毎週火曜日と金曜日は職員のユニホームのようになっています。少しずつ、子どもたちや保護者にも広まっています。今年平和大会に家族で参加したT先生が子どもさんにこの9Tを着せていたらぜひ欲しいという人がいて、全国に広まりそうだと喜んでいました。
 今年お目見えしたのは、絵の得意な人もそうでない人もみんなが書いた9条シール。ネームシールの真ん中にそれぞれの個性が光るロゴやカットが描かれています。
  
 「へいわじゃなくちゃあそべない」この言葉が重いなあと感じる昨今です。みんなで守ろう平和。守ろう9条。